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 「きもの文化の伝承と海外発信のための教育プログラムの展開」(代表:扇澤美千子)基盤研究C(16K00792)平成28年~30年度では、以前からの研究を基盤としてさらに発展させています。

 「『きもの』文化の伝承と発信のための教育プログラムの開発 -『きもの』の着装を含む体験学習と海外への発信-」 薩本 弥生,川端 博子,堀内 かおる,扇澤 美千子,斉藤 秀子,呑山 委佐子 文部科学省「服飾文化共同研究拠点」の研究(平成21年~23年度) この研究では、ゆかたの国内外での着装を含む体験型の教育プログラムを構築し、着装の仕方等、「ゆかたがわかる」と題したビデオおよびテキスト教材を作成、e-learning教材化しました。

 本研究ではこれまでの実践・研究を基盤として、日本の「きもの」文化の伝承と海外発信のための教育プログラムを展開することで、若年層のきもの文化への興味・関心を喚起し、国際交流・相互理解の基盤とするために、「きものプロジェクト」と称して、以下の研究活動を行っています。

 1. 伝統文化をふまえた衣生活・服飾文化の伝承をめざす教材・資料の充実と発信

 2. ゆかた着装の体験学習を含めた教育プログラムの実践とその効果検証

 3. 「きもの」文化を海外へ発信するための国際交流活動プログラムの整備

 まず、新たに教材・資料を作成・発信、教育内容・方法を検討し、きもの文化の理解を深める授業実践により日本文化の良さを自らが発信できることを目指します。さらに、海外でのゆかた着装ワークショップとともに海外にきもの文化を紹介し、相互理解の基盤となるプログラムを構築します。